意外と多い⁉ 産後の抱っこのし過ぎで痛くて辛い腱鞘炎はいたみいろどり整体院へご連絡を

こんにちは!

いたみいろどり整体院院長の池田佳未(いけだよしみ)です。

産後の悩みで意外に多いのが腱鞘炎ではないでしょうか?

特に初めてのお子さんの出産されたママさんの場合は可愛いお子さんを大事に大事に抱っこすることで、手首や指に耐えられないくらいの痛みが出てきた!!と言う方も少なくないと思います。

実際当院でも数としては多くありませんが、腱鞘炎でお悩みの方はいらっしゃいます。印象としては腰痛や恥骨の痛みで来院されて、お話を聴いていると「そう言えば腱鞘炎で・・・」と言ったようにメインのお悩みでは無く2番目、3番目のお悩みとして挙がってくることがあります。

腱鞘炎ってそれ自体は決して怖いものではありませんが、子供の抱っこや授乳、おむつ替えのたびに痛みを「感じながら続けるのも気持ちよくできなかったり、腱鞘炎で治療院に通うのも…と我慢されいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は育児で腱鞘炎になる原因、腱鞘炎になった時の対応法・腱鞘炎ならないようにする抱っこの方法、そしていたみいろどり整体院での腱鞘炎の施術の考え方と自宅でできるセルフケアについて書いていきます。

腱鞘炎の原因

腱鞘炎とは、肘が指へ向かっている手を握ったり伸ばしたりする筋肉の腱とその腱が浮いてこないように抑えている腱鞘と呼ばれる組織との間で断続的に起きる摩擦によって炎症症状が起こり痛みや腫れなどの症状が起こる状態を指します。

女性に多い症状の1つですが、デスクワークでパソコン作業が多かったり、重い荷物の配送など手首から指先を良く使う仕事をしている男性にも検証でお悩みの方はいらっしゃいます。治療家の中でもグイグイと力強くマッサージをする先生などに腱鞘炎でお悩みの方もいらっしゃいます(笑)

産後の腱鞘炎でお悩みの方に共通することとして《抱っこ》が1つのポイントになってきます(他にも出産直後はホルモンバランスが…とか他にも色々言われているようですが直接的な原因ではないと考えるので今回は割愛します)。

産まれてすぐから一人で歩き始める1歳過ぎではどうしても抱っこの頻度が多くなるので、それによって手首に物理的な負担(ストレッサー)がかかってくることでのストレス反応として腱鞘炎が生じます。

そもそもストレスって何?その原因とご自身でできる対処方法について≫≫≫

腱鞘炎になったらどうしたら良いの?

腱鞘炎になった時の対応ですが、第一には《安静》をお勧めします。やはり腱鞘炎に限らず身体の各部分に出る炎症症状とは急性期症状の1つでありこの時期には、炎症部分に刺激を与えないことが第一状況になります。

そして患部を冷やすことと、適度な圧迫固定を行うことが一般的な急性の炎症症状に対する処置になります。

ですのでご自宅でできる処置としては

アイスノン等で冷やすことと手首のサポーターなどで軽く圧迫固定をすることが推奨されます。

腱鞘炎にならないためには?

「いやいや、子供おるのにそんな安静なんかやってる時間ないし、サポーターなんか買いたくないし!!」

↑こんなふうに思いませんでしたか?僕もそう思います。

一般的な処置はあくまでも一般的な処置であって、産後のママさん達は育児に家事に追われてそんな一般的な処置ができる方は決して多くないと思います(安静にできる方は是非取り入れてくださいね)。

ではどうすれば良いか?

手首や指にかかっている負担を他の部分に逃がすことが出来れば家での育児・家事をしながら腱鞘炎を落ち着かせることが可能です。これは腱鞘炎の予防にも繋がりますので是非取り入れてみてください。

今回は抱っこの時の予防について書いていきます(他の場面での対処法をご希望の方はメールかLINEでご質問ください、個別で動画をお送りしますね)。

モデルは1歳半の男の子です。体重10キロ超えているそうです。

今回は縦抱きです

左が腱鞘炎になりやすい抱き方、右がなりにくい抱き方です。

違いがお分かりになりますか?

腱鞘炎になりやすい抱き方は肩や首に力が入ってしまっています。そのため肘から手首・指にかけて余裕がなく手首と指で頑張って支えています。

それに対してなりにくい抱き方は肩の力が抜けており身体ものけぞっていません。肘から指先にかけても余裕があるので手首や指で支えているのではなく前腕で支えることが出来ています。

これが負担を逃がすと言うことです。

身体の一部分に過度な負担がか買っているときはその他の部分に余分な力が入ってうまく使えていない証拠です。

このように余分な力が抜けることで負担も減り、結果痛みが落ち着いてきます。

いたみいろどり整体院でお伝えしている腱鞘炎に対するセルフケア方法

最後に当院でお伝えしているセルフケア方法を動画で載せておきます。

是非参考にしてみてください。

いかがでしたか?

腱鞘炎自体は決して厄介なものではありませんが産後のママさんには辛い症状の1つです。

今回載せた抱っこの方法やセルフケアを実践して痛みのない快適なママさんライフを楽しんでくださいね。

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