産後の恥骨の痛みにお悩みのママさんへ


こんにちは!

いたみいろどり整体院院長の池田佳未(いけだよしみ)です。

産後1カ月~恥骨痛にお悩みの産後のママさんはいらっしゃいますか?

例えば

☑恥骨が痛い

☑歩くときに痛くて歩けない

☑抱っこしようと踏ん張ると恥骨部分がシクシク痛む

☑尿漏れがある

☑寝返りもゆっくりじゃないと痛みが出てつらい

☑痛みがひどく足が全然上げられない

そのような痛みでお困りの方は続きをお読みください。

恥骨痛とは?


恥骨とは骨盤を構成する寛骨の一部分であり(赤〇部分)で囲んだ部分が恥骨になります。
恥骨痛とは産後のママさんのお身体の悩みの1つです。

左右の恥骨が前方下部で線維性軟骨と靭帯で関節を作っておりこの部分を恥骨結合(青〇部分)と言います。

通常この恥骨結合は約3㎜ほどの隙間があります。しかし妊娠中にお腹が大きくなる中~後期、そして出産のタイミングで、恥骨結合が広がることで安全な妊娠を維持したり、出産をスムーズに行ったりできます。

特に出産時は赤ちゃんが産道を通るために、この恥骨結合が大きく開く必要があります。

この恥骨結合が大きく開くとき、ママさんの恥骨結合部分は重度な捻挫のような相当なダメージを受けます。

出産直後は捻挫のような状態で炎症症状が起きて急性の痛みが生じています。この時期は炎症が落ち着くまでは痛みがズキっとした痛みが続くことはよくありますが、この炎症時期を過ぎてくると痛みが落ち着いてくるのですが2~3カ月経過しても痛みが残ったままだったり、長い方だと1年以上経っても、痛みが落ち着かない方の場合、落ち着くまでの間に何らかの問題がある可能性があります。

 

恥骨痛の症状

恥骨結合のズレが痛みの原因となりますが、その痛みが出る箇所は恥骨結合部付近だけではありません。場合によっては骨盤や股関節に痛みが出る場合もあれば太ももの外側など、一見恥骨とは関係無いと思われるような場所に痛みを伴うこともあります。

また、痛みの出かたにもそれぞれ違いがあります。多いものとして

☑くしゃみや咳で痛む

☑朝一にズキズキと痛む

☑寝返りの時に痛む

☑赤ちゃんを抱っこしようと屈んだときに痛む

など様々です。

これは恥骨結合のズレと身体の他の部分との関係により症状は違ってくるからです。

 

恥骨結合が出やすいママさんの特徴

通常は出産時に開いた恥骨結合は出産後に自然と元の状態に戻ろうとします。出産前の状態までスムーズに戻れば基本的に痛みは続かず落ち着いてきます。

しかし、この戻るタイミングで何らかの原因で十分に戻りきらなかったり、戻り方が左右で差が出たりすることが痛みを続かせる要因となります。

この要因になっているのが筋肉の硬さです。上下・左右・前後で筋肉の硬さにアンバランスな状態が続くと硬いほうに引っ張られてしまい、それが恥骨結合の戻りを妨げることで痛みを長引かせてしまいます。

筋肉の硬さに差が出やすい人の特徴は

姿勢にアンバランスなクセがある

足をどちらか片側で組むことが多い、横座りが多い、カバンをどちらかの肩にかけることが多いなど上下左右でアンバランスなクセがある方は筋肉の硬さにも差が出てきます。

食事に偏りがある

食事の偏りも身体の筋肉の硬さに差が出る要因になります。特に甘い物(糖質)や脂っこい物(脂質)、添加物を多く含むものを好んで食べる方の場合にその傾向が強く出ます。と言うのも内臓も筋肉で出来ているため、過度な負担をかけて働かせすぎると疲労によって硬くなるからです。

メンタルに偏りがある

産後はどうしてもお子さんのことで気持ちの浮き沈みが大きくなり、この感情の偏りが身体の筋肉の硬くしてしまいます。特に初めてのお子さん出産されたママさんの場合は全てが初めての経験のため、どうしても感情のアンバランスが強く影響します、その結果が恥骨結合の戻りに影響を及ぼします。

では、どうやったら恥骨結合のズレを戻せるの?

「言ってることは分かったけどこの恥骨の痛みはどうやったら治るの?」

「恥骨結合のズレを戻すにはどうしたら良いの?」

こんな風に思っていませんか?

確かに原因を特定して取り除いていくことも大事ですが、それだけが解決方法ではありません。

大事なことは≪そういった自分の身体の変化や周囲の環境の変化などに影響されにくい身体づくりをしていく≫ことになります。

その方法をいかにあげていきます

しっかり休む

まず大前提として身体を休めることです。身体が重怠い、力が入らないというときは身体からの「休め」のサインだと考えてください。

食事バランスを整える

次にお勧めは食事バランスです。産後3~4カ月のママさん、特に初めての出産の方はまだまだ育児慣れていないと思います。どうしてもお子さんが優先されご自身のことが後回しになる傾向にあります。その中でも食事バランスは崩れやすい1つです。簡単なもので済ませてしまいやすいのどうしても糖質を多く摂るような食事になりがちです。

そして不足しがちなのがたんぱく質です。たんぱく質は筋肉だけでなく骨や内臓などを作り出すもとになったりホルモンの生成にも必要な栄養素となります。このたんぱく質が不足すると身体の組織やホルモンの生成が十分におこなわれなくなるため身体の重怠さが取りきれない状態が続いてしまいます。

適度な運動

適度な負荷量の運動を行うことで血液循環が良くなります。それによって新鮮な血液、酸素が全身に回り、疲労物質や代謝物質の排出の働きも良くなることで疲労や身体の怠さの改善にもつながります。

質の高い睡眠

産後のママさんの困りごとで多いのが《睡眠の確保》。

睡眠はその日一日に溜まった疲れや偏りをリセットするために重要な時間ですが、その睡眠が質の悪い状態だと、夜の間にリセットされないまま次の日を迎えてしまいます。

しかし2~3か月のお子さんをもつ産後のママさなは夜中2~3時間置きに授乳があるためどうしても睡眠時間が削られてしまうため睡眠時間の確保が難しくなります。

そこでトータルを睡眠時間よりも寝始めの90~120分の睡眠時間をいかに質の良いものにするかを意識してみてください。これだけで翌日の身体の怠さや疲れやすさが違ってきます。

いたみいろどり整体院での恥骨痛に対しての考え方

いたみいろどり整体院では肉体的にも精神的にも常に過緊張の状態になっていることが恥骨痛をはじめ、産後の様々な症状を引き起こす原因と考えています。

当院の施術の考え方は《溜まったストレスを取り除く》ことと《ストレスを溜めにくい体作り》にあります。

この二つが出来れば必ず症状は落ち着いてきます。

このストレスを溜めにくい身体作りの重要なポイントが《骨盤》《背骨》《肋骨》をいかに硬くならないようにできるか?だと私は考えいます。この3か所がスムーズに動かせるようになるとその周囲の筋肉の硬さは改善し、恥骨痛は落ち着いてきます。

今回はその中でも産後のママさんにお伝えすることが多い骨盤のセルフ調整動画を最後に載せておきます。

いかがでしたか?

産後の恥骨の痛みはママさんたちがお悩みになる症状の1つです。しっかりとケアしていきご自身もお子さんも笑顔になれる産後ライフを手に入れていきましょう。

色々試してみてそれでも痛みが取れない場合はぜひ一度、いたみいろどり整体院へご相談ください。

あなたの産後の恥骨痛の本当の原因をわかりやすくご説明いたします。

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