こんにちは!
いたみいろどり整体院院長の池田佳未です(いけだよしみ)。
急な腰の激痛とともに動けなくなる症状と言えば«ぎっくり腰»ですよね。経験した人じゃないとわからないあの辛さ...
もしあなたが
☑ぎっくり腰になったことがある
☑今まさにぎっくり腰になって動けなくなっている
☑一度ぎっくり腰になったら癖になると言われた
☑年に2~3回ぎっくり腰になって職場に迷惑をかけている
☑ぎっくり腰になってから常に腰が重怠い
☑もう二度とあんな痛みは味わいたくない
このような方は続きをお読みください。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは通称で正式な医学用語では«急性腰痛症»と言います。
ちょっとした動き(かがんだとき、床のごみを取ろうとしたとき、軽くねじった時など)で急に腰への激痛が走ります。一度ぎっくり腰になると、あの激痛で全く身動きがとれなくなってしまったり、夜横になって寝るのも辛いほどの痛みに襲われることもあります。
欧州ではぎっくり腰のことを«魔女の一撃»とも表現するようで、それだけ激しい痛みを伴う腰痛症の1つであることを表しています。
ぎっくり腰の診断基準には
急激に発症する腰痛、
動作による痛みの悪化、
明らかな神経痛や麻痺などは合併しない、
レントゲンやMRIでははっきりした異常所見がない、
比較的短期間で治る
以上の基準を満たすとぎっくり腰として診断されます。ここで大事なのは≪レントゲンやMRIなどの画像所見でははっきりとした異常所見が無い≫急激に発症した腰痛症のことを指すと言うことです。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰の原因として挙げられているものには
筋肉の捻挫のようなもの・炎症
腰椎椎間関節の捻挫・炎症
椎間板の損傷
などといった原因があげられていますが、明らかな原因は分かっていません。
ぎっくり腰のきっかけとなることも
重い物を持ち上げようとして
頭を洗おうと前かがみになったときに
床の物を取ろうとして
くしゃみをしたとき
など様々です。
ぎっくり腰になった時には?
ぎっくり腰になった時の対処法は時期によって異なります
最初の2~3日は安静が必要となります。もし腰に炎症症状がある場合には炎症を取り除くために患部を冷やすようにしてください。
痛みが少し落ち着いてきた発症3日以降は少しずつ動いていきましょう。その目安として«どういった動きで痛みが強くなるのか»«痛みがやわらぐ姿勢や身体の動かし方はないか»このような判断基準をもとに身体を動かしていきます。基本的にどんな症状でも過度な安静は症状の改善を妨げる可能性があります。
ぎっくり腰は一度なったら癖になる?
ぎっくり腰に関してこのような言葉は聞いたことがありますか?
ぎっくり腰は一回なるとクセになる
このように言われるのにはいくつか理由があります。
ぎっくり腰の原因がわかっていないから
まず1つは原因がはっきりとわかっていないからです。腰痛症の85%は原因がわからない非特異的腰痛症に分類され、ぎっくり腰もその非特異的腰痛症の1つに分類されます。原因がはっきりとわかっていないので原因に対しての治療が十分にできないことが挙げられます。
比較的短期間で治ってしまうから
ぎっくり腰の診断基準の1つに«比較的短期間で治る»というものがあります。
症状が短期間で落ち着くことが多いため、本人が治ったと判断して適切な治療が行われないために原因が改善されないままとなり、ぎっくり腰を繰り返してしまいます。
いたみいろどり整体院での考え方
まず間違えないでいただきたいのはぎっくり腰は急に腰が痛くなったという状態を表していると言うことです。つまり腰が痛いという結果に過ぎません。その痛みが落ち着くことが治ると判断することで何度もぎっくり腰を繰り返してしまうようになります。これがぎっくり腰がクセになると言われる理由です。
痛くなくなる=治る ではありません。痛みが出なくなる状態になる=治る です。
何度も言いますがここを間違うとぎっくり腰は繰り返します。
症状にはそれを引きおこす原因が必ずあります。
当院ではぎっくり腰の原因を身体の≪ストレス反応≫にあると考えています。
あなたを取り巻く全ての物事から日々刺激を受けています。こういったストレスの原因(ストレッサー)は人によってさまざまであり、この刺激が一定量を超えてくるとストレス反応が現れます。その1つが筋肉の過緊張やこわばりです。
この筋肉の過緊張は人によって生じる部分が異なるため詳細のカウンセリングやお身体の状態確認が必要になってくるのですが、この筋肉の過緊張の状態で何かの動きがきっかけでぎっくり腰の急激な腰の痛みを引き起こす原因となっていると当院では考えています(これらのストレス反応や筋肉の過緊張は医療機関での画像診断やその他検査では見つけることが難しいため、当院独自の検査法によって丁寧に原因を見つけていく必要があります)。更に内臓の状態も重要です。内臓も平滑筋と呼ばれる筋肉でできています。つまり内臓もストレス反応によって緊張してこわばってくる可能性があります。この内臓の緊張がぎっくり腰の原因になることもあります。原因となっている骨格筋や内臓の筋肉の過緊張をやわらげ、その状態を維持するようなセルフケアや自宅での生活上の注意点を守っていくことでぎっくり腰はクセになることなく改善していきます。
まとめ
ぎっくり腰は原因がはっきりしていない非特異的腰痛症の1つに分類されますが、だからこそ丁寧なカウンセリングと検査で原因を見つけ出し、その原因に対しての治療が必要となってきます。
何度も繰り返しぎっくり腰は治っていないから繰り返すのです。
いたみいろどり整体院では原因を見つけ出し、それらを解決していくための施術をおこなっていきます。この記事を読んでいるあなたが病院に通っても整骨院に通っても変わらなかった...とお困りであれば一度当院の施術を受けてみませんか?ご連絡お待ちしております。
コメントを残す