「側弯症の子はダイエットをすると悪化することがあります」
このように聞くと、少し驚かれるかもしれません。
ただ、最初に整理しておきたいことがあります。
側弯症の方は太っていた方がよい、という意味ではありません。また、痩せていることだけで側弯症が起こるわけでもありません。
ここでお伝えしたいのは、成長期のお子さんが、見た目の体重や体型だけを気にして食事を大きく減らしてしまうことへの注意です。
目次
側弯症と低BMIには関連が報告されています
思春期特発性側弯症の方では、同年代と比べてBMIが低い傾向や、骨密度が低い傾向が報告されています。
ただし、これは「痩せているから側弯症になる」「ダイエットをしたから側弯症が進む」と証明されたという意味ではありません。側弯症と体格の関係には、成長の速さ、体質、ホルモン、活動量、栄養状態など、さまざまな要因が関係している可能性があります。
研究でも、低BMIと側弯症の関連は示されている一方、どちらが先なのか、栄養状態が進行にどの程度影響するのかについては、まだはっきりしていない部分があります。
ですから、体重の数字だけを見て不安になったり、側弯症のあるお子さんに一律で体重を増やすよう勧めたりする必要はありません。
大切なのは、成長に必要な食事が足りているか、身体を支える筋肉や骨を保てているかを確認することです。
無理な食事制限が気になる理由
食事量を減らすと、脂肪だけが減るとは限りません。筋肉量が落ちたり、成長に必要なエネルギーや栄養素が不足したりすることがあります。
側弯症の身体を支えるのは、背骨だけではありません。体幹の筋肉、呼吸に関わる筋肉、骨盤や股関節を動かす筋肉、神経の働きなどが関係しています。
栄養が足りない状態が続くと、次のような変化が出ることがあります。
– 疲れやすくなった
– 部活や体育の後の回復に時間がかかる
– 姿勢を保つのがしんどそう
– 朝起きにくい、集中しにくい
– 体重が短期間で減っている
– 月経が不規則になった、止まった
– 食べることや体型への不安が強くなった
これらは側弯症の進行を示すサインとは限りません。しかし、栄養状態や心身の負担を確認するきっかけにはなります。
成長期は「痩せる」より先に成長を確認する
子どもの体重は、大人のBMIの基準だけで判断するものではありません。年齢、性別、身長の伸び、体重の変化を成長曲線と合わせて見ます。
特に、身長は伸びているのに体重が何か月も増えない、急に体重が減った、食事量が大きく落ちたという場合は、自己判断でダイエットを続けない方がよいでしょう。
学校検診や整形外科で側弯症の経過観察になっている場合も、次の受診で体重の変化や食事の悩みを伝えて構いません。側弯症だけを診てもらうのではなく、成長全体を見てもらうことが大切です。
特に確認したい栄養と体調のサイン
タンパク質
筋肉や皮膚、血液などをつくる材料になります。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などから、毎日の食事に無理なく取り入れます。
カルシウムとビタミンD
成長期の骨の健康を考えるうえで大切な栄養素です。乳製品、小魚、大豆製品、魚などが含まれます。日光や食事の状況、体質によっても変わるため、サプリメントは自己判断で大量に摂らず、必要に応じて医療者へ相談してください。
鉄
鉄が不足すると、疲れやすさ、息切れ、集中しにくさなどにつながることがあります。月経があるお子さん、運動量が多いお子さん、食事量が少ないお子さんは、気になる症状があれば小児科や内科で相談してください。
フェリチンは体内に蓄えられた鉄の状態をみる検査項目の一つですが、数値だけで自己判断するものではありません。貧血や鉄不足が疑われる場合は、医師の判断で血液検査を受ける流れになります。
エネルギー全体
タンパク質だけを増やせばよいわけではありません。ごはん、パン、麺類などの主食、野菜や果物、脂質も含め、活動量と成長に見合った食事全体を考える必要があります。
まず家庭で確認したい5つのこと
体重を毎日測って評価する必要はありません。次のような変化を、1週間から数週間の単位で見てみてください。
1. 食事の量や回数が以前より減っていないか
2. 身長の伸びに対して体重が急に減っていないか
3. 疲れやすさや朝の起きにくさが続いていないか
4. 月経の変化や強い冷え、めまいがないか
5. 体型や食事への不安で生活が苦しくなっていないか
食事の話をする時は、「もっと食べなさい」「痩せすぎ」と責めるよりも、
「最近、部活の後に疲れが残っていない?」
「朝ごはんは食べられている?」
「食べにくいものや、気になっていることはある?」
と、体調や困りごとから聞く方が話しやすいことがあります。
側弯症のケアは体重の数字だけで考えない
側弯症の経過観察で大切なのは、Cobb角や成長の残りだけではありません。普段の疲れ方、筋力、呼吸、活動量、睡眠、食事の状態も、身体全体を考える材料になります。
一方で、整体院で栄養状態を診断したり、血液検査の代わりに判断したりすることはできません。
食事量が少ない、体重が急に減った、月経が止まった、めまいや息切れがある、食べることが怖いと感じる。このような場合は、整形外科だけでなく、小児科、内科、婦人科、管理栄養士、必要に応じて心療内科などへ相談してください。
側弯症があるから体重を増やす、側弯症があるからダイエットを禁止する、という一律の対応ではなく、そのお子さんの成長と体調を見ながら考えることが大切です。
伊丹市で側弯症と身体の土台を確認したい方へ
兵庫県伊丹市のいたみいろどり整体院では、側弯症や経過観察中のお子さんについて、背骨だけでなく、呼吸、胸郭、骨盤、股関節、足元、姿勢、日常動作まで確認しています。
「ダイエットを始めてから疲れやすくなった」
「側弯症の子どもの食事量が少なくて心配」
「部活の後に姿勢を保つのがつらそう」
という場合も、体重の数字だけで判断せず、身体の使い方や生活全体を見直すきっかけにしてください。
当院で確認できるのは、身体の動かし方や姿勢の左右差です。側弯症の診断、Cobb角の測定、進行の判断、血液検査、栄養診断は医療機関で行うものです。病院で経過観察になっている方は、指定された受診を優先してください。
目指したいのは、「軽い身体」ではなく、成長に必要な栄養をとり、動けて、休めて、身体を支えられる状態です。
公式LINE登録特典
側弯症は、知らないことで遠回りしてしまうことが少なくありません。
公式LINE登録特典として、次の3つを期間限定でプレゼントしています。
1. 側弯症セルフチェック動画
2. 経過観察になった時に知っておきたいこと3選
3. 側弯症7日間講座
受け取りは、当院公式LINEに登録後、
「側弯症限定特典」
とメッセージを送ってください。
[いたみいろどり整体院 公式LINE] https://lin.ee/8sIgL2j当院で改善した方の喜びの声



