「あなたの歩き方が、腰に負担をかけているかもしれません」
腰が痛くなる原因として、「歩き方のクセ」が関係していることをご存じでしょうか?
普段の歩き方を思い出してみてください。
● 歩幅が狭く、足をちょこちょこ出して歩いていませんか?
● 足の裏全体ではなく、かかとばかりで着地していませんか?
● 上半身が前かがみになっていたり、片側に偏った体重のかけ方をしていませんか?
これらの歩き方は、骨盤や背骨の動きを止めてしまい、腰の筋肉に余計な負担をかけてしまいます。
その結果、腰が常に緊張し、次第に痛みとなってあらわれてくるのです。
本来、歩くときは「股関節・骨盤・背骨」がリズムよく連動して動くものです。
お尻の筋肉やお腹の筋肉、体を支える筋肉がバランスよく働くことで、スムーズな重心移動ができ、体に負担をかけずに歩くことができます。
ところが、姿勢の崩れや筋肉の使い方のアンバランスがあると、こうした自然な動きができなくなってしまいます。
そうなると、腰の筋肉が「支え役」として過剰に働くようになり、疲れやすく、痛みも出やすくなります。
特に多いのが、「股関節を使えていない歩き方」です。
足の付け根がうまく動いていないと、骨盤が硬くなり、背骨も一緒に固まり、全体のバランスが崩れてしまいます。
また、「足の指が使えていない」方も要注意。足の裏で地面をしっかり押せないと、歩くときの反力が上半身に伝わりづらく、結果として腰がその負荷を受けてしまいます。
では、どうすれば歩き方を改善できるのでしょうか?
まずは、「自分の歩き方に気づくこと」から始めましょう。
鏡の前で歩いてみる、動画で撮ってみる、靴のすり減り方を見る、これだけでも気づきが得られます。
そして、体のバランスを整えた状態で、股関節や足指をしっかり使う歩行を再学習すること。
当院では、施術によって筋肉と関節の動きを整えたうえで、正しい歩き方の指導や、簡単なエクササイズも取り入れています。
「動き方」そのものが変わることで、腰の痛みは自然と減っていくのです。
実は明日の最終日には、こうした体の“全体のつながり”を活かした特別な施術を体験していただけるご案内もあります。
腰痛がなかなか良くならない方こそ、「歩き方」と「体の使い方」を見直すことで、これまでにない改善が期待できますよ。
それでは、明日の【7日目】もぜひご覧ください。